【6月17日（火）｜番長烈風録：空の下、背中で語れ】

「屋根の上から見えるのは、ただの空じゃねぇ。
暮らしの希望、家族の笑顔、そして守るべき使命だッ！！」

世の中にはな、「当たり前」ってやつがゴロゴロ転がってる。
朝、目が覚めること。
家に雨が漏ってないこと。
帰ったときに温もりがあること。

だけどよ、それはな、誰かが黙って守ってるからこその「当たり前」だ。
それをわかってるやつは少ねぇ。
でも、俺たちは知ってる。いや、わかってる必要もねぇ。ただ――やるだけだ！！

屋根の上は孤独だ。
夏は灼熱、冬は凍える。風に煽られ、時には命をかける。
だがな、その孤独の中で、俺たちは自分と闘ってるんだ。
「誰のために？」って？　決まってるだろ、この街に住むすべての人のためだ！！
今日も空を見上げてみろ。
たとえ曇りでも、たとえ雨が降ろうとも、
そこに俺たち“雨守り番長”の魂は燃えてる。

セメントの乾く速さを風で読み、
シーリングのにおいで気温の変化を感じる。
その一滴の水すら許さねぇ精度で、俺は今日も屋根を締める。

俺がいなきゃ誰が守る！？
俺たちが動かなきゃ、この空の下で濡れる者が出ちまうんだ！！

今日という日は、未来を守る一日だ。
疲れたか？ 苦しいか？ そんなときこそ、自分の背中を信じろ。
この手と、この足と、この魂で守ってきた現場を思い出せ。

屋根を守る。それはただの作業じゃねぇ。
それは、暮らしを守るという名の闘いなんだ。

心が折れそうになったら、屋根に登れ。
風を浴びて、空を見ろ。
お前の中に燃えてる火は、まだ消えてねぇ！！

今日も一日、魂こめて働こうぜ。
守る者にしかわからねぇ、あの誇りを胸に。

押忍ッッッッ！！！！！！！！！！！！！！

明日の空模様は晴れ時々曇りッ！！
昼間は太陽が顔をのぞかせ、風も穏やか。
だが午後からは雲が主役になりたがる気配だ。
洗濯物は午前中に干しておけッ！！
外仕事の兄弟たちよ、油断は禁物、雲の変化にアンテナを立てろ！！
俺たち“雨守り番長”は、晴れの日でも気を抜かねぇ。
何故なら、空が機嫌を変えるのは一瞬だからだ！！
屋根の上で風の匂いを嗅ぎ、雲の動きで未来を読む――
それが、空と闘う職人の流儀だッ！！
明日もこの空の下、番長とともに心にシーリング材を。
暮らしを守る誓い、忘れるなよ。